夫との素敵な瞬間:仲良くなる体験談とコツ

幸せな家庭を築くためには、パートナーシップの強化が欠かせません。夫との素敵な瞬間を作り出し、仲良くなることは、長い人生の中での重要な要素です。一緒に過ごす時間に心地よい驚きや喜びを感じることは、関係を深め、絆を強化する手段の一つです。私たちは皆、愛し合う人との特別な瞬間を大切にしたいと思っていますよね。

しかし、日々の忙しさやストレスによって、ついつい日常のルーチンに追われてしまいがちです。そんな中でも、夫との関係性を深め、仲良くなるための方法はたくさん存在します。コミュニケーションを活発にし、お互いの趣味や興味を共有することで、新たな素敵な瞬間を創り出すことができるのです。

この記事では、実際の体験談と共に、夫との素敵な瞬間を作るためのコツやアイデアについてご紹介します。日常の中で取り入れやすい方法から、少しアクティブなアプローチまで幅広く取り上げていきます。一緒に楽しい時間を過ごし、より深い絆を育むためのヒントを探ってみましょう。

46歳 女 子どもが描いた似顔絵のマグカップをプレゼント

40代の2人の子どもを育てる主婦です。私の主人は、こだわりの強い方で、誕生日などでプレゼントをしても、とても喜ぶ、とまではいきません。

手の込んだ料理よりも、シンプルな料理の方が好むので、いつも通りが多くなってしまいます。

仕事は、デスクワークが多く、長い時間パソコンに向かう事が多いので、誕生日に、子ども達にお願いして、主人の似顔絵を描いてもらい、その絵をマグカップに印刷して、プレゼントをしました。

子ども達も、自分達が描いた絵がマグカップになり、テンションが上がり、プレゼントを渡す時も、ワクワクした顔で、早く開けて!と急かしていた事もあり、主人も彼らの顔を見ていると、仕事の疲れも吹っ飛んだようで、何のプレゼント?と楽しそうに会話をしながら開けていました。

マグカップを見て、とても驚いた顔で、子ども達に、パパを描いてくれたの?と聞きながら、子ども達の成長を感じたのか、まじまじとマグカップに見入っていました。

食事を終えて、みんなでケーキを食べる時に、主人にはそのマグカップにコーヒーを入れました。

子ども達が、大喜びをしているのを見て、主人は嬉しそうに、彼らを見ながら、このマグカップ、会社に持って行ってもいいかな?パパ、これがあったら、絶対に、仕事頑張れるわ!と言うと、子ども達は、そのつもりだよ!ママが、パパは仕事が大変だから、いつも飲むコーヒーのコップを作って、元気を送ってあげよう、って言って作ったから、会社に持って行って、と言っていました。

子ども達が寝てから、主人に、とても嬉しかったと、お礼を言われました。私は、喜んでもらえるプレゼントは、子どもに手伝ってもらうしかない、と思ったと言うと、彼は、そんな事はないと笑っていましたが、子ども達が一緒にいない時の仕事の自分を想像し、気遣う気持ちをもてるまでに成長し、私と協力している姿を見れてよかった、と言いました。もう、8年になりますが、まだ使ってるよ、と言ってくれてます。

プラスの言葉を代弁してあげたら彼が前向きになった

今年、旦那との入籍にあたって、両家顔合わせの前に旦那の実家の両親に会いにいきました。というのは、旦那は両親との関係があまり好ましくなく、20代前半で大げんかの末に、家を飛び出し、それ以降あまり実家には寄り付いていなかったのです。

長男である彼は、優秀だと言われて育った次男と比較され続けてきたことや、両親が共働きであまり自分にかまってもらえなかったことから、劣等感や両親の関心があまりないんだ、という自己肯定感の低さがあったそうです。

今回、そんな話を聞きながら、彼の両親に会わせたいと言われたのは、彼の両親に結婚を心配されていたからです。会話の中で「終始、こんなやつでいいのか、迷惑をかけてしまうのではないか」といった両親の言葉でした。きっとその会話の中で、彼は「自分は家族にとって迷惑な存在なんだ」と思わされたと思います。

私からしても、自分の息子にここまできつい言い方をするのかと大変驚いたのを覚えています。結婚相手である私をせっかく連れてきて、両親に一人前の大人として認めてもらおうという気持ちもきっとあったのではないかと思うのですが、彼の表情はだんだん曇って行きました。

そんな中、義父と車の中で二人きりになる機会がありました。何を話したらいいのかなと思っていると、急に義父が「あいつは俺に似て頑固で、なかなか言うこともきかない奴なんだ。でもな、他人を騙してやろうとか、自分さえ他人が不幸になってもいいとか、そんなことを考える奴ではないんだ。そういう風に育ててきたという自負はあるんだ。だからそこは安心してくれて大丈夫だから。」と顔を合わさずに照れ臭そうに言われました。とても父親の顔をしていました。

後日、彼が電話で「両親とうまくいかない。俺のことを認める気はあの人たちにはないみたいだ。せっかく合わせたのにごめんな。嫌な思いしたよな。」と悲しそうに話してきました。

その時、私は義父が私に言った言葉を彼に伝えました。「お義父さんそんなこと言ってたよ、きっと大丈夫だよ。心の中ではちゃんと認めてくれてるんだよ、ただ心配なだけだよ」と。

それから彼の発言はどんどん前向きになり、「教えてくれてありがとうな、頑張ろうな」と笑顔で言ってくれました。

どんなときでも子は親の顔を気にするのかも知れません。親だけでなく、友人や上司など身近な人の自分に対する評価を気にして生きているのかもしれません。だから、このことをキッカケに、プラスのことを他人から聞いたならば、そっとその言葉を私を通して伝えてあげようと思いました。

33歳女、夫帰宅時に笑顔で迎えること

こんにちは、4歳の男の子と生後8ヶ月の男の子を持つ主婦です。夫は施工管理の仕事をしており、朝は6時半には家を出て帰宅は夜10時過ぎです。土曜日の出勤も多く毎日本当に頑張ってくれていると思います。

しかし頼れる親族もいない私は日々のワンオペ育児に疲れ切ってしまっていて、夫が帰る頃にはもう抜け殻状態。出迎えるどころかお布団の中から「おかえり」が当たり前になっていました。

それどころか下の子の後追いがはげしくなったここ最近は料理や掃除等、家事もままならなくなってきてしまい、うまく家庭を回せていないストレスから、帰ってきた夫に当たってしまうことも増えていたのです。一日中仕事してやっと家に帰れたと思ったら今度は嫁に謎の八つ当たりをされる・・・。それでは心も体も疲れ切ってしまいますよね。気付けば会話の少ない夫婦になってしまっていました。喋るとお互いギスギスしてしまうのです。

これではダメだ、日々働いてくれてる夫への感謝の気持ちを忘れてはいけない、と思い直し、夫を大切にする心の余裕を持たせるために(育児は放棄できないので)家事をある程度放棄することに決めました。

毎日掃除機→雑巾掛けだったのをクイックルワイパーに。夫のご飯も三食作っていたのをお弁当はなし!晩御飯もスーパーのお惣菜を一品つかうことに。

頑張らないと決めたら急に気が楽になって、少しの空いた時間になぜか掃除や料理もできるようになりました。そして心に余裕ができたおかげで、仕事終わりの夫を玄関まで笑顔でお出迎えすることができるようになったのです。

思い返せば一人目の子供が産まれてからこんなことずっとしてなかったことに気づきました。 私の機嫌が良いと夫も機嫌が良く、家庭内にも柔らかい空気が戻ってきました。

夫は「家事なんて何にもしなくて良い、嫁ちゃんが笑顔なのが1番だ」と言ってくれます。

なにもかも完璧にしようとした結果大事なものを見失いかけていました。普段家にいる私が家庭の空気を作っているんだなと実感した出来事です。これからも初心を忘れず、子供と夫と楽しい家庭を築けていけたらと思います。

40代女性 旦那が誕生日おめでとうラインを喜んでくれた

普段、旦那を喜ばせることがあまり出来ていない、無頓着な主婦です。

そんな私が、珍しく旦那を喜ばすことが出来たときの話をします。

私の旦那は、妻である私よりも、いわゆる「記念日」が好きな人です。つまり、誕生日や結婚記念日といった特別な日を、ちゃんと覚えている人です。

一方の私は、記念日には本当に無頓着で、過去には、自分の誕生日ですら、友達からのお誕生日おめでとうメールで思い出したことすらあるほどです。

そんな私なので、結婚当初から、旦那は私に、「俺、もうすぐ誕生日だけど覚えてる?」と確認を入れてくることもしばしばでした。

そんな私たちでしたが、子供が産まれてからは、旦那も私も自分のことより子供のことが最優先で、旦那もあまり自分の誕生日などを主張してくることがなくなりました。

ただ私は、子供が産まれてからは、先の予定を自分の手帳のカレンダーに記しておくようになりました。旦那の誕生日も、もう以前のように忘れません。

ある年、私はまだ小さい娘に、「明日はお父さんの誕生日だから、お絵かきしてくれる?」と頼みました。娘は画用紙にケーキの絵を描いて、「お父さんお誕生日おめでとう!」と書いてくれました。

誕生日の朝、朝早く出勤した旦那を見送った後、私はラインで旦那に写真を送りました。娘が自分で描いた画用紙の絵を持って、ニッコリ笑っている写真です。

そのとき旦那は忙しくて、娘となかなか遊ぶ機会がなかなかありませんでした。そして、一度出勤してしまえば、家族がラインをしても、返事が返ってくるのは大抵仕事終わりの夜でした。

でもその日は、ラインですぐに返事が返ってきました。「ありがとう」と書いてありました。

たったそれだけの返事でしたが、旦那が私に「ありがとう」と言うのは、結婚してからはほとんどないことだったので、相当嬉しかったのだと思いました。

ときには相手を喜ばす行動に出ることは、とても大事なんだなと思ったものです。

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