夫との素敵な瞬間:仲良くなる体験談とコツ

26歳女性、作業着のプレゼントで旦那が大喜び

私は現在26歳の会社員で、旦那は現場系の作業仕事をしています。

私の中で一番印象に残っている旦那が喜んでくれたことは、結婚して間もない頃に旦那に内緒でこっそり買った作業着をプレゼントした時です。

普段から現場作業をしていて毎日汗水流して働いている甲斐あってか、旦那が仕事の際に着ている作業着はヨレヨレになっていたり小さな穴が数か所空いていたりと結構ボロボロの状態でした。

いつ買った物なのか、新し物にそろそろ替えないのかを尋ねても「着慣れていてるし、どうせもっとボロボロになっていくから今はまだ大丈夫」と言ってなかなか買い替える気配はありませんでした。

着慣れている作業着の方がしっくりきて仕事もしやすいのだろうと思いつつも気になっていた私はある日、作業着販売のお店に一緒に行き旦那の仕事道具を探していた時にふと見ると旦那が作業着売り場をうろうろしている事に気が付きました。何か欲しいのあるのと尋ねても、「大丈夫」といって離れてしまうので少し不審者の様ですが影から見守ってみると旦那が好んで着ているメーカーの新しいモデルの作業着の前をうろうろしながらサイズを見たり広げてみたりしていました。

しかし私が近寄るとやっぱり何事も無かったかのように振る舞い売り場を離れて買う予定だったものを購入し、お店を後にしてしまいました。

何も言って来ない旦那に少し歯がゆいような思いをしながらも、翌月が旦那の誕生日であったこともあり、後日普段旦那が着ている作業着のサイズ等を確認した上でじっと見つめていた作業着を思い切って購入。

プレゼント用に包装してもらい、翌月の誕生日の日にいざ手渡すと思っていたよりも遥かに大きなリアクションで子供のように喜ぶ旦那の姿が。どうやらずっと気になっていたモデルのものだったようで、一目見るなり大喜びでした。その作業着は今現在も愛用されています。

正直こんなに喜ぶほど欲しがっていた事に気付けなかったのが少し悲しいような感じもしましたが、結果的に喜んでもらえることが出来たので良かったです。口数が少なかったり、物欲があまりないような旦那さんでも行動をよく見てみると意外とわかりやすく欲しいものを見つめていたりするかもしれないので、一緒に買い物に出かけた時などに一度試してみるのもいいかもしれません。

57際 女性 夫は家族で築いてきた家庭を喜んでいます。

夫が喜んでくれたことといえば、はっきり言って、妻である私と息子と三人の家庭が持てたことです。そして妻が、自分を大好きでいると知っていることです。そう確信しています。

夫は、父親から暴力を受けて成長しました。その為、父とは深い確執がありました。

母のことは大好きで、自分で「マザコンだ。悪いか。」と開き直っていますが、20代で母を亡くしました。

父も30代で亡くしています。

姉が2人いて仲は良好ですが、遠方に住んでいるので、夫は一人ぼっちに近い境遇でした。

私とは、見合いで結婚しました。見合いでは、結婚後が恋愛関係になるという説がありますが、その通りの関係です。

結婚後すぐに、息子を一人授かりました。子供好きの夫は喜んでくれ、息子を優しく大きく慈しんでくれました。

我が家は自慢ではありませんが、緩い家庭です。平日は仕事や学校があるので、多少締まっていますが、そんな気がしているだけかもしれません。

私の感覚では、いつも「うっひゃっひゃっ」と笑っているような家です。

父から暴力を受けて育ったとは思えないほど、夫は息子を虐待せずに接してきてくれました。きっとその影響が大きいと思いますが、息子は素直にまっすぐ育ってくれました。もっとも、成長してしまった今では、息子は親に素直ではありませんが。

息子が素直なせいもあり、家庭は安らいでいると思います。それは夫を慰めていると、私は信じます。

ただ、夫はアルコール依存症で、ニコチン依存症で、パチンコ依存症です。暴力やお金をいれない等の困った症状がないため、医療機関を受診していませんが、違いありません。

それが原因の家庭内不和はありましたが、総じて和やかでにぎやかな家庭だと思います。

和やかなのは、夫がいい意味で、適当さと堅実さを持ち合わせているせいでしょうか。もっとも、私には、夫は頭を雲の上に突き出し、ふわふわと漂っているように見えます。

時折、夫は私といると安心すると言ってくれます。私のどの辺りに安心するのか、わかりません。私は、ただ夫が大好きで、犬か猫がじゃれつくように、夫にまとわりついていますので。でも、夫が安心感を持っていてくれているのは、事実なのでしょう。

この、緩くて楽しい家庭を作っているのは、夫であり、私であり、息子です。そのことを夫が喜んでいるのは、間違いないと思います。

37歳女 誕生日ケーキ代わりの『丼プリン』を喜んでくれた?

3児の母です。

今年の8月末、夏休みで家でダラダラしているのにもすっかり飽きた子供3人を誘って、

主人の誕生日プレゼントに何かスイーツを作ることにしました。

ケーキは手間がかかる。

型抜きクッキーは、子供は作りたがるけど生地を寝かせるのに時間がかかるし、洗い物が多くなり面倒。

主人に喜んでもらうため!と思っていたのに、そんな理由で却下って…。

でも、8月末。

私も子供のために3食用意する生活に疲れ果てているので、そこは譲れない!

やる気があるのか、ないのか。

よくわからない状態で話し合った結果、

ちょっと見栄えもするであろう『丼プリン』を作ることになりました。

子供たちも積極的に参加してくれ、作業は順調に進み、あっという間に完成!

材料費も安いし、子供も喜ぶし、こんなに簡単ならまた作ろうかなぁとニヤニヤしながら冷蔵庫で冷やしました。

翌日、いよいよ誕生日パーティーの締めとして、プリンが登場。

冷やしていたプリンにお皿をのせ、慎重かつ大胆にひっくり返し、

プリンプリンのプリンがと出現!!だとよかったのですが・・・。

あれっ!プリンが出てこない!丼にくっついてお皿に落ちてくる気配もなし。

しょうがないので、丼の淵とプリンの間にナイフをいれて一周するも、まだ出ず。

必死の形相で大きなお皿と丼をシェイクし続けること2分。

なんとかプリンがはがれてきました。

そう、プリンッと落ちてくるのではなく、まさにボトンとはがれてきた感じ。

これはプリンだろうか。

いや、ぶくぶく泡立った卵焼きだ・・・。

実は、プリンをオーブンで蒸し焼きにする際、途中で水が蒸発して足りなくなり、

『蒸す』のではなく焼いてしまったようでして。

見るも無残なカラメルのかかった卵焼きのようなプリンが完成しました。

すぐ作り直すわけにもいかず、そのままその物体にチョコペンでメッセージを書きました。

『パパ、おめでとう!』と。

見た目が悪いだけでなく、味も悪いプリンでしたが、主人は本当に喜んでくれました!

半分以上自分を納得させるために「作ってよかったね!!」と子供に言い、

無理やりうなずかせましたよ。

そんなこんなでパーティーも無事終わり、なんとか一大イベントを終えたつもりの私でしたが・・・。

翌日、主人が子供と出かけた際、お店でケーキを買って帰ってきました。

えっ!昨日のプリンは、誕生日ケーキの代わりだったんですけど!!

そりゃあ、あんなんじゃ納得しませんよね・・・。

でも、喜んでくれたんだよね?パパ!!

25歳女温泉に連れて行って喜んでくれた

私は今旦那と結婚して2年目に入ろうとしています。子供はおらず、2人で静かな日々を過ごしていました。夫が会社に行っている間は私が家事をし、いわゆる専業主婦として暮らしていました。

夫との関係が悪くなることはありませんでしたし、それと同時に熱々なわけでもありませんでした。旦那はとても優しく、仕事で疲れているだろうに、よく家事を手伝ってくれます。休みの日には庭の草むしりをしてくれたり、洗濯物をたたんでくれたり。そんな彼に何かサプライズを作っても良いのではないか、と思ったのがきっかけでした。

彼と2人きりでどこかにいきたいと思ったのです。そこで、夕食の時間に尋ねてみる事にしました。「どこか行きたいところある?」と聞くと、「君が行きたいところなら、どこでも良いよ」と返ってきました。

彼はどこか優柔不断なところがあり、大体私に返してきます。優しさからなのでしょうが、今回ばかりはあまり有難いとも思えませんでした。そんな時、偶然思いついたのが、温泉に行く事でした。テレビの特集で見て、これなら日帰りで行けて楽だなと思ったのです。彼に聞いてみると、快くオッケーしてくれました。

温泉に行ってみますと、人は少なくとても長閑な時間が流れていました。私たちのような夫婦もいれば、ご高齢の方もいて、皆がゆっくりと温泉に浸かっています。私と夫は足湯にだけ浸かる事にしました。

正直、ここに来たのも、私に合わせてくれただけではないか。そう思っていたのですが、彼は気持ちよさそうに目を細めていました。ここで「楽しい?」と聞けば、彼は必ず肯定するでしょう。

だから尋ねるのは辞めました。2人でこうした静かな時間を過ごすのもいいなと、リフレッシュした気持ちになりました。

帰りの電車の中で、彼は私に言いました。「連れて来てくれてありがとう」と。それだけで、彼が喜んでくれた事が分かり、一緒に来てよかったなと心から思いました。

旦那さんに少しのサプライズを仕掛けるのも、たまには良いですよ。

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